スットンパの誕生話

1992年、四国のあるお客様から弊社へ1件の依頼が舞い込んできました。

「ニラを、短時間で袋詰め出来る機械を作ってくれないか?」

しかし、弊社は包装のプロであっても機械の開発に関しては素人同然。そこで、以前から取引のあった精密機械メーカーのアドバン工業株式会社に協力をお願いし、共同開発をすることになりました。

 

試作機が完成したところで、依頼されたお客様に来ていただいて要望や改善点などをお聞きしました。

 

その後も改良を重ね、ついに完成したのが長尺野菜の簡易包装機『スットンパ』です。

 

『スットンパ』は、野菜を投入するホッパーに独自のエアーシステムを採用し、面倒な袋の口開け作業を不要にする画期的な機械。誰でも素早く、簡単に包装することができ、通常の手詰め作業に比べて約3倍の処理能力があります。

 

また、大型自動包装機が1台1,000万円以上するのに対し、スットンパは30万円台と非常に安価で、個人でも購入しやすくなっています。

 

1993年8月、完成した『スットンパ』のデモ機の貸し出しを開始いたしました。と同時に、各地で大きな反響があり、またたく間に京都・福岡・茨城で成約の運びとなりました。

 

そして現在、全国30都府県で『スットンパ』は活躍しております。簡易包装機『スットンパ』は、【価格・スペース・作業時間】等、あらゆる点でコンパクトで使いやすい設定になっております。